ズザナ・シュミッツ=クラノーヴァ

ヴァイオリン

スロバキア共和国で生まれる。幼少の頃より管弦楽演奏に魅せられ、大学でヴァイオリンを学ぶことを決意。ルツェルン音楽大学にてイゴール・カルスコのもと、コンサート及びソリスト・ディプロマ課程を優秀な成績で修了。続いてエッセン・フォルクヴァング芸術大学でヴェセリン・パラシュケヴォフに師事。その間にもエッセン・フィルハーモニー管弦楽団のアカデミー生として腕を磨き、その後エッセン・フォルクヴァング室内管弦楽団のコンサートマスターとして、指揮者なしのプロジェクトも多数任される。

次第に室内楽に深く傾倒し、音楽仲間と共同でアンサンブル・ルール(ルール地方の室内楽団)を立ち上げ、毎回異なる室内楽編成で演奏活動を行う。ソリストとしては、しばしばエッセン・フォルクヴァング室内管弦楽団と、他にもスロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団、ルツェルン交響楽団などと共演。

ケルン室内管弦楽団のメンバーであり、コンサートマスターも務める。ケルンWDR交響楽団にも度々ゲスト奏者として招かれている。

2018年よりドイツ・カンマーフィルハーモニーのヴァイオリニストとして活動。

音楽家として、また三人の幼い子供の母親として忙しい毎日だが、もう少しフリータイムがあれば、庭の手入れをしたり、家族や友人のために手縫いのプレゼントを作ったり、もっと山歩きに行ったりしたいという。