ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団

既存の枠を超えたオーケストラ

その新機軸を打ち出す解釈、優れた社会的取り組み、そして革新的な企業家精神-常に様々な面で異彩を放っているのがドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団。特有の演奏スタイルを持つ出色のアンサンブルとして、また有効な文化使節団として、ブレーメンからニューヨークそして東京まで、世界中の聴衆を魅了している。と同時に多くの世界的に名高い音楽家も引き付けており、楽団と共演したりツアーに同行するために拠点のブレーメンを訪れる著名ソリストや指揮者は後を絶たない。

カンマーフィルの数々の受賞歴を誇る社会貢献活動は、音楽こそ社会変革の原動力となりうるという楽団の揺るがない信念の現れである。また、楽団員自らが株主となりオーケストラ企業の経営を全面的に担うという世界にも例のないシステムは、その芸術的自主性と経済的自立を確かなものとしている。

その多岐にわたる優れた功績によりドイツ・カンマーフィルハーモニーは、オーケストラとしては史上初の受賞であったものも含む、数々の賞に輝いている。

オーケストラと指揮者

21世紀のサウンド

新鮮な解釈とエネルギッシュなサウンドで世界的に絶賛され続けるドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団。その傑出したサウンドを生み出している秘訣は、楽団員一人ひとりが長年の芸術監督パーヴォ・ヤルヴィと共通して持つ、仕事に対する情熱と好奇心と寛容性あふれる姿勢にある。

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企業としてのオーケストラ

決定権を持つのは楽団員

ドイツ・カンマーフィルハーモニーは、音楽面のみならずビジネス面でも斬新なアイデアと独創的アプローチで成果を挙げている。楽団員全員が株主となり、自らが所有するオーケストラ企業の芸術面での意思決定プロセスに参画し、事業の経済的成功に対しても連帯責任を負う。この「企業家楽団」とも言える運営モデルを見事に実践しているドイツ・カンマーフィルハーモニーは、オーケストラ界でも稀にみる存在であり、模範例となっている。

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社会的取り組み

オーケストラとのシェアハウス

音楽が社会を変えることができるのか?その答えはYES!ドイツ・カンマーフィルハーモニーの「フューチャーラボ」の十年以上にもわたる実績がその事実を見事に証明している。 2007年にリハーサルスペースを移すこととなったカンマーフィルが移転先に選んだのは、立派なコンサートホールではなく、市内でも深刻な社会的問題を抱えるオスターホルツ・テネファー地区内の学校の飾り気のない校舎だった。以来、楽団とブレーメン・オスト総合制学校は仲良く共同生活をすることとなり、それを機に「フューチャーラボ」が立ち上げられたのである。複数の受賞歴を誇るこのイニシアチブでは、地域全体の協力体制のもとで、世界的にも類を見ない音楽劇プロジェクトを例年企画・実行しており、中高生達が舞台上で一流音楽家と肩を並べて演奏する。

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ディ・ヴェルト紙

「パーヴォ・ヤルヴィ率いるドイツ・カンマーフィルハーモニーは、ドイツ国内でおそらく最も国際的競争力を持つ、最もモダンなオーケストラとの好評を博している。」