グレン・クリステンセン

第2ヴァイオリン首席/副コンサートマスター

オーストラリア、クイーンズランド州のマッカイで生まれ育ち、地元の教師ダイアン・パウエルのもとでスズキ・メソードによる早期音楽教育を受ける。ブリスベンのグリフィス大学クイーンズランド音楽院にてミシェル・ウォルシュに師事、2011年に学士課程を最優等の成績で修了。音楽院メダル、音楽メダル、大学メダルの三冠に輝くという同学史上初の快挙を成し遂げた。2009年には権威あるケンダル全国ヴァイオリンコンクールにおいて全カテゴリーで優勝し、2014年にはABCヤング・パフォーマー賞のファイナリストに選出された。

2014年から2020年までオーストラリア室内管弦楽団の奏者、またクイーンズランド交響楽団首席奏者として活躍。オーストラリア・ユースオーケストラのコンサートマスター、さらにはメルボルン交響楽団のゲスト・コンサートマスターも務めた。ソリストとしては、オーストラリア室内管弦楽団、クイーンズランド交響楽団、シドニーのメトロポリタン・オーケストラなどと共演。2020年末よりドイツ・カンマーフィルハーモニー第2ヴァイオリン首席奏者に就任。

趣味はランニング、スカッシュ、そしてパンを焼くこと。ドイツの食文化にも興味津々で、あれこれ試して楽しんでいる。