• 6.12 (水)
  • 19.30
  • ドイツ
    ·ゾットルム
    ·ザンクト・ゲオルク教会

Virtuosic elegance

Works by Romberg, Ibert, Cambini and Mendelssohn

プログラム

    • Bernhard Romberg (1767 - 1841)
    • Trio No. 1 in E minor op. 38 for viola, violoncello and double bass
    • ジャック・イベール (1890–1962)
    • Trois pièces brèves for wind quintet
    • Giuseppe Maria Cambini (1746 - 1825)
    • Wind quintet No. 2 in D minor
    • フェリックス・メンデルスゾーン (1809–1847)
    • Strings quintet in B flat major op. 87

ヴァイオリン

ペンファ・ホアン

中国・深センに生まれる。幼い頃から音楽、とりわけ交響曲への情熱に目覚め、6歳で初めてヴァイオリンのレッスンを受ける。深セン交響楽団の演奏家リン・ジンとシュー・チャンの指導の下、さらに腕を磨き、少年時代から様々な青少年コンクールで入賞を果たすなど、高い評価を得る。2010年には深セン青年弦楽オーケストラのメンバーとなり、第2ヴァイオリンの首席奏者も務めた。2018 年より星海音楽学院のウェイ・ウェイに師事。その優れた成績により、同学院から奨学金を授与される。

2020年、ヴァイオリニストとしてさらに研鑽を積むため意を決してドイツに渡り、ブレーメン芸術大学でシュテファン・ラツコの指導を受ける。加えて、トーマス・クルークの指導の下、オーケストラ・トレーニングの知識を深める。オーケストラと室内楽活動の双方に献身的に取り組み、その才能をさらに開花させている。

ヴァイオリン

チーデム・トゥンジェリ

1999年にスイスのローザンヌで生まれ、5歳でヴァイオリンを始める。スイス青少年音楽コンクールのヴァイオリン部門第1位をはじめ、早くから数々の賞を受賞する。2015 年よりローザンヌ高等音楽院でギューラ・シュトゥレルに師事し、最優秀の成績で学士号を取得。その後、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンでエヴァ=クリスティーナ・シェーンヴァイスに師事し、2023年秋にはバーゼル音楽大学のラファエル・オレグの下に移る。特にバロック音楽に強い関心を持ち、名門スコラ・カントールム・バジリエンシスで研鑽を積む。修業中は、レオニダス・カヴァコス、ドナルド・ワイラースタイン、シュムエル・アシュケナージ、ガボール・タカーチ=ナジ、イザイ弦楽四重奏団、アヴィヴ四重奏団にも師事した。

オーケストラと室内楽の両方に意欲的で、複数の著名なユース・オーケストラのメンバーであり、サー・サイモン・ラトル、ダニエル・ハーディング、ワレリー・ゲルギエフといった指揮者のもと、多くの国際音楽祭に出演。2022年および2023年夏には、アメリカのイエローバーン音楽祭にも招待されている。社会問題にも関心が高く、恵まれない人々やグループにコンサート体験を味わってもらうことを目的とする団体「ムゼティカ」のコンサートにも度々参加している。

ヴィオラ

フリーデリケ・ラツコ

ヴィオラ

ユリア・パレツカ

ワルシャワでヴァイオリンとヴィオラを学んだ後、ワルシャワのフレデリック・ショパン音楽大学(UMFC)でコンスタンティ・アンジェイ・クルカに師事。一年後、ベルリン芸術大学のハルトムート・ローデのもとでヴィオラを学び始める。数多くのマスタークラスにも参加経験を持つ。

国内外のヴィオラおよび室内楽コンクールで入賞を重ね、IMSプロシア・コーブ、アカデミア・ムジカーレ・キジアーナ、ツェルマット音楽祭、マンチェスター音楽祭等、国際音楽祭にも多数出演。ブルーノ・ジュランナ、キム・カシュカシャン、ミゲル・ダ・シルヴァ、フィリップ・セッツァー、セルゲイ・マーロフ、ルーカス・ハーゲン、ノア・ベンディックス=バルグリー、ヴォルフガング・ベトヒャーなど多くの著名な音楽家と共演している。また、ベルリン・フィルハーモニーやワルシャワ・フィルハーモニー、ベルリン・コンツェルトハウス、ハンブルク・エルプフィルハーモニー、東京のサントリーホール、北京の紫禁城コンサートホールなど、名だたるコンサートホールで演奏している。2021年から2023年まで、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団のクルト・ザンデルリンク・アカデミーに在籍。

チェロ

レベッカ・ファルク

1998年生まれのファルクは、まずフライブルク音楽大学にジュニア学生として4年間在籍、ビヴァリー・エリス、エレナ・チア、クリストフ・ジシュカの各氏のもとでチェロとピアノを学ぶ。2017年から2023年までリューベック音楽大学でトレルス・スヴァーネに、その後ハノーファーでアルヴィン・ウォンに、そして現在はロストックにてナタリー・クラインに師事。将来有望な若きチェロ奏者として、これまでにWESPEコンクールで数々の特別賞、ユーゲント・ムジツィアート全国大会で四度の1位など、受賞を重ねている。2015年にはピアニストのヴィクトル・スースとともにドイツ・ムジークレーベン財団のエドゥアルド・ゼーリング賞も獲得。同年、バーゼル交響楽団での研修を修了。リューベック・フィルハーモニーのオーケストラ・アカデミーにも合格したほか、ここ数年はユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーのメンバーとして活躍。

ドイツ各地の公演に加え、フランス、スイス、デンマーク、ハンガリー、ボリビアでもコンサートを行う。2019年夏には、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭でジャニーヌ・ヤンセン、アミハイ・グロス、イェンス=ペーター・マインツと共演。室内楽への取り組みにも熱心で、ルボシュ・アンサンブルやトリオ・フィの一員として定期的に演奏活動を行う。音楽の喜びを伝えていくことも、自身の大きな関心事であり、つい最近までリューベック音楽・芸術学校の講師も務めていた。

コントラバス

Johann Warzecha

2003年ヴィースバーデン生まれ。6歳で地元の音楽学校で初めてコントラバスのレッスンを受ける。その後フランクフルトに移り、カイ・フォン・ゲッツェの指導を受ける。2021年よりロベルト・シューマン音楽大学デュッセルドルフにて、リック・ストーテインに師事。そのほか、オリヴィエ・ティエリ、ブラク・マルラリ、ロドリゴ・モロ、デイン・ロバーツのマスタークラスでさらなる刺激を得る。

少年時代に全ドイツ青少年音楽コンクール「ユーゲント・ムジツィアート」で数回の入賞を果たし、ブンデスユーゲント管弦楽団にも在籍した。2021年以来、ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーのメンバーでもあり、スピラ・ミラビリス・プロジェクトで定期的に演奏。ここ数年、歴史的奏法にとりわけ関心を寄せており、ヨーロッパ連合バロック管弦楽団のメンバーであるほか、オルフェオ・バロック管弦楽団、コンチェルト・ケルン、ノイマイヤー・コンソートなどの古楽アンサンブルと度々共演している。

フルート、ピッコロ

Ema Bajc

生まれ故郷のリュブリャナで音楽の道を歩み始める。13歳のとき、スロヴェニア・フィルハーモニー室内オーケストラとのソロ・コンサートで初舞台を踏んで以来、音楽一筋に歩んできた。リュブリャナの中等音楽学校をナターシャ・パクラーの指導のもと卒業後、マインツでデヤン・ガヴリッチに学び、修士課程ではアムステルダム音楽院でケアステン・マッコールに師事した。

ドイツのユンゲ・ノルトドイッチェ・フィルハーモニー、マインツ州立フィルハーモニー管弦楽団、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団、そしてオランダではロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、北オランダ管弦楽団など、これまでに多くのユースやプロのオーケストラと共演。また、ヴァシリー・ペトレンコ指揮のEUユース・オーケストラ、そして2022年までグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団のメンバーでもあった。2022年7月から2024年2月まで、マルコ・レトーニャ率いるブレーメン・フィルハーモニーの契約団員として活動。

2024年1月、オーディションに合格し、ドイツ・カンマーフィルハーモニーのアカデミー生となる。

オーボエ

ゾフィー・シュタイン

9歳でオーボエを始め、デトレフ・グロースに最初に指導を受ける。早くからオーケストラ演奏に熱中し、まず2014年にNRW州立青少年オーケストラ、2015年から2019年までブンデスユーゲント管弦楽団に所属。その際、サイモン・ラトル、アロンドラ・デ・ラ・パーラ、キリル・ペトレンコ、エリアス・グランディ、パーヴォ・ヤルヴィなどの指揮のもと、さまざまなプロジェクトに携わる機会を得る。

全ドイツ青少年音楽コンクール「ユーゲント・ムジツィアート」で複数回入賞、2018年のWESPEコンクールでは「現代作品の解釈」部門で特別賞を受賞。2016年から2018年まで、ジュニア学生としてロベルト・シューマン大学デュッセルドルフで、2023年の学士課程修了まではハノーファー音楽演劇大学で、カイ・フレムゲンに師事する。2015年と2017年に、ソリストとしてオーケストラと共演する機会を得る。まずはBühne frei音楽劇創作コンクールの優勝者としてニーダーライン交響楽団と、ついでドイツ・カンマーフィルハーモニーとチャリティ・コンサートで共演する。2018 年より2年間、カール・デルケン財団の奨学生。2022 年、モーリッツブルク音楽祭アカデミーのソロ・オーボエ奏者を務め、2024 年にはダニエル・バレンボイム指揮によるプロジェクトにソロ・オーボエ奏者として参加。2023年秋学期より、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンで、修士号取得に向けてヴィオラ・ヴィルムゼンのもとで学んでいる。

クラリネット

Philipp Hertkorn

5歳より父親にクラリネットの手ほどきを受ける。また、母親からピアノを、さらに地元の音楽学校では打楽器を習う。少年時代から、ユーゲント・ムジツィアート音楽コンクールの全国大会で1位を何度も受賞。ヴェッツラー・クラリネットコンクール第3位。初めてのオーケストラ活動は、地元ボーデン湖畔の青少年楽団で経験する。2021年冬学期より、フライブルク音楽大学にてキリアン・ヘロルドに師事。他にも、ヴェンツェル・フックス、ハッリ・マキ、フランソワ・ベンダ、シャロン・カム、セバスチャン・マンツなど、数多くのマスタークラスを受講。

2022年夏には、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭でソリストとしてロストック北ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団と共演。また、才能ある学生を対象とするオスカー&ヴェラ・リッター財団およびヘレーネ・ローゼンベルク財団の奨学金を得る。2023年夏以来、ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーの常任メンバーとして、エルプフィルハーモニー、ベルリン・フィルハーモニー、ケルン・フィルハーモニー、アルテ・オーパー・フランクフルトなどの有名ホールで定期的に演奏している。

Bassoon

Pedro Silva

2001年ポルトガル生まれ。4歳にして地元の伝統的な吹奏楽団バンダ・デ・ムジカ・デ・ファマリカンで音楽の道に入り、10歳で地域の音楽アカデミーにてファゴットのレッスンを始める。12 歳からヴァーリ・ドゥ・アヴェ芸術専門学校で、当初はルルデス・カルネイロ、後にサンドラ・オチョアとウーゴ・メンデスに師事し、さらに腕を磨く。その後、ポルト音楽・舞台芸術大学で、ペドロ・シルヴァ、ラファエレ・ジャンノッティ、アクセル・ブノワらに学び、学士号を取得。現在、ザール音楽大学のギヨーム・サンタナのもとで修士号を取得中で、これまでにルクセンブルク室内管弦楽団、ザールラント州立劇場、ノルテ管弦楽団、オルケストラ・クラシカ・ドゥ・セントロ、マンハイム・フィルハーモニーなど、多数のオーケストラやアンサンブルと共演している。

2019年以来ファマリカン・ユース・オーケストラで活躍しており、2020/21年シーズンはポルトガル国立ユースオーケストラ (Jovem Orquestra Portuguesa) に在籍。2022/23シーズンには、トリアー市立フィルハーモニー管弦楽団と客演契約を結ぶ。室内楽にも熱心で、定期的にさまざまなアンサンブルと室内楽プロジェクトを手がける。2019年、In time quintetとともにポルトガルの全国若手ミュージシャン・アワード (Prémio Jovens Músicos) で2位入賞。

ホルン

ピーター・マクニール

1998年スコットランド生まれの新進ホルン奏者。2016年から2020年にかけてスコットランド王立音楽院でデイヴィッド・フラック、クリストファー・ゴフ、ベッキー・ゴールドバーグ、ヒュー・ポッツに師事、続いてエラスムス・プログラムの一環としてフランツ・リスト・ヴァイマル音楽大学でイェルク・ブリュックナーに師事。2023年より、ハノーファー音楽演劇大学の修士課程に在籍し、マルクス・マスクニッティの指導を受けている。その他にも、フロイディス・リー・ヴェクレ、ザール・ベルガー、エルヤ・ヨウカモ=アンプヤ、フェリックス・クリーザーのマスタークラスを修了。

スコットランド・ナショナル・ユース・オーケストラのメンバーであったほか、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、スコティッシュ・オペラ管弦楽団、スコティッシュ・バレエ団、エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団など、多くのオーケストラで経験を積んできた。2019年、スコットランド王立音楽院の権威あるガヴァナーズ・プライズ金管部門の最優秀賞を、2020年にはヘッド・オブ・ブラス賞を受賞。直近では2023年に、ヤマハ・ダブリンブラスウィーク・コンチェルト・コンクールで優勝している。室内楽にも精力的で、メインのホルンのほか、ナチュラルホルン、ワーグナーチューバ、バグパイプも演奏する。

ヴァイオリン

ペンファ・ホアン

中国・深センに生まれる。幼い頃から音楽、とりわけ交響曲への情熱に目覚め、6歳で初めてヴァイオリンのレッスンを受ける。深セン交響楽団の演奏家リン・ジンとシュー・チャンの指導の下、さらに腕を磨き、少年時代から様々な青少年コンクールで入賞を果たすなど、高い評価を得る。2010年には深セン青年弦楽オーケストラのメンバーとなり、第2ヴァイオリンの首席奏者も務めた。2018 年より星海音楽学院のウェイ・ウェイに師事。その優れた成績により、同学院から奨学金を授与される。

2020年、ヴァイオリニストとしてさらに研鑽を積むため意を決してドイツに渡り、ブレーメン芸術大学でシュテファン・ラツコの指導を受ける。加えて、トーマス・クルークの指導の下、オーケストラ・トレーニングの知識を深める。オーケストラと室内楽活動の双方に献身的に取り組み、その才能をさらに開花させている。

ヴィオラ

フリーデリケ・ラツコ

チェロ

レベッカ・ファルク

1998年生まれのファルクは、まずフライブルク音楽大学にジュニア学生として4年間在籍、ビヴァリー・エリス、エレナ・チア、クリストフ・ジシュカの各氏のもとでチェロとピアノを学ぶ。2017年から2023年までリューベック音楽大学でトレルス・スヴァーネに、その後ハノーファーでアルヴィン・ウォンに、そして現在はロストックにてナタリー・クラインに師事。将来有望な若きチェロ奏者として、これまでにWESPEコンクールで数々の特別賞、ユーゲント・ムジツィアート全国大会で四度の1位など、受賞を重ねている。2015年にはピアニストのヴィクトル・スースとともにドイツ・ムジークレーベン財団のエドゥアルド・ゼーリング賞も獲得。同年、バーゼル交響楽団での研修を修了。リューベック・フィルハーモニーのオーケストラ・アカデミーにも合格したほか、ここ数年はユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーのメンバーとして活躍。

ドイツ各地の公演に加え、フランス、スイス、デンマーク、ハンガリー、ボリビアでもコンサートを行う。2019年夏には、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭でジャニーヌ・ヤンセン、アミハイ・グロス、イェンス=ペーター・マインツと共演。室内楽への取り組みにも熱心で、ルボシュ・アンサンブルやトリオ・フィの一員として定期的に演奏活動を行う。音楽の喜びを伝えていくことも、自身の大きな関心事であり、つい最近までリューベック音楽・芸術学校の講師も務めていた。

フルート、ピッコロ

Ema Bajc

生まれ故郷のリュブリャナで音楽の道を歩み始める。13歳のとき、スロヴェニア・フィルハーモニー室内オーケストラとのソロ・コンサートで初舞台を踏んで以来、音楽一筋に歩んできた。リュブリャナの中等音楽学校をナターシャ・パクラーの指導のもと卒業後、マインツでデヤン・ガヴリッチに学び、修士課程ではアムステルダム音楽院でケアステン・マッコールに師事した。

ドイツのユンゲ・ノルトドイッチェ・フィルハーモニー、マインツ州立フィルハーモニー管弦楽団、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団、そしてオランダではロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、北オランダ管弦楽団など、これまでに多くのユースやプロのオーケストラと共演。また、ヴァシリー・ペトレンコ指揮のEUユース・オーケストラ、そして2022年までグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団のメンバーでもあった。2022年7月から2024年2月まで、マルコ・レトーニャ率いるブレーメン・フィルハーモニーの契約団員として活動。

2024年1月、オーディションに合格し、ドイツ・カンマーフィルハーモニーのアカデミー生となる。

クラリネット

Philipp Hertkorn

5歳より父親にクラリネットの手ほどきを受ける。また、母親からピアノを、さらに地元の音楽学校では打楽器を習う。少年時代から、ユーゲント・ムジツィアート音楽コンクールの全国大会で1位を何度も受賞。ヴェッツラー・クラリネットコンクール第3位。初めてのオーケストラ活動は、地元ボーデン湖畔の青少年楽団で経験する。2021年冬学期より、フライブルク音楽大学にてキリアン・ヘロルドに師事。他にも、ヴェンツェル・フックス、ハッリ・マキ、フランソワ・ベンダ、シャロン・カム、セバスチャン・マンツなど、数多くのマスタークラスを受講。

2022年夏には、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭でソリストとしてロストック北ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団と共演。また、才能ある学生を対象とするオスカー&ヴェラ・リッター財団およびヘレーネ・ローゼンベルク財団の奨学金を得る。2023年夏以来、ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーの常任メンバーとして、エルプフィルハーモニー、ベルリン・フィルハーモニー、ケルン・フィルハーモニー、アルテ・オーパー・フランクフルトなどの有名ホールで定期的に演奏している。

ホルン

ピーター・マクニール

1998年スコットランド生まれの新進ホルン奏者。2016年から2020年にかけてスコットランド王立音楽院でデイヴィッド・フラック、クリストファー・ゴフ、ベッキー・ゴールドバーグ、ヒュー・ポッツに師事、続いてエラスムス・プログラムの一環としてフランツ・リスト・ヴァイマル音楽大学でイェルク・ブリュックナーに師事。2023年より、ハノーファー音楽演劇大学の修士課程に在籍し、マルクス・マスクニッティの指導を受けている。その他にも、フロイディス・リー・ヴェクレ、ザール・ベルガー、エルヤ・ヨウカモ=アンプヤ、フェリックス・クリーザーのマスタークラスを修了。

スコットランド・ナショナル・ユース・オーケストラのメンバーであったほか、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、スコティッシュ・オペラ管弦楽団、スコティッシュ・バレエ団、エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団など、多くのオーケストラで経験を積んできた。2019年、スコットランド王立音楽院の権威あるガヴァナーズ・プライズ金管部門の最優秀賞を、2020年にはヘッド・オブ・ブラス賞を受賞。直近では2023年に、ヤマハ・ダブリンブラスウィーク・コンチェルト・コンクールで優勝している。室内楽にも精力的で、メインのホルンのほか、ナチュラルホルン、ワーグナーチューバ、バグパイプも演奏する。