マクシミリアン・クローメクラリネット/首席
2014年4月よりカンマーフィルハーモニーでクラリネットを担当。1988年、ノルトライン=ヴェストファーレン州のヘクスター生まれ。フランツ・リスト・ヴァイマル音楽大学にてマルティン・シュパンゲンベルクに師事し、2012年6月にアーティストディプロマを取得。 在学中はStudienstiftung des Deutschen Volkes(ドイツ学術奨学財団)の奨学金を受けていた。
国内の各種コンクールのほか、イギリスのタンブリッジウェルズ国際ヤング・コンサート・アーティスト・コンクールでも賞を獲得。ユルゲン・ポント財団およびドイツ音楽財団(Deutsche Stiftung Musikleben)の奨学生として、シュヴェツィンゲン・モーツァルト音楽祭のオープニングやフィルハーモニーエッセン、バイロイト辺境伯歌劇場、そしてスイスでもソリストを務める。
さまざまな室内楽団との共演に特に積極的で、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭や、ドルトムントのハーレンベルク・シティ・センターでの国際音楽祭「ネクスト・ジェネレーション」、ハンブルクのライスハレ、ケルン・フィルハーモニーホールで演奏したほか、ロンドンのアカデミー室内管弦楽団にも招かれている。
2012年から2014年にかけては、ミュンヘンのバイエルン放送交響楽団アカデミーに所属。現在は、カンマーアカデミー・ポツダム、カメラータ・ベルン、フランクフルトムゼウム管弦楽団への客演が多い。
音楽で忙しくしていないときは、しばしば自宅の台所で創作料理を楽しみ、その際にはコンサートツアー先で味わった外国の料理からもヒントを得ている。また、気が向けばお気に入りの本を片手に自然の中に身を置くことも。