マシュー・ハント

クラリネット/首席

リッチフィールド大聖堂聖歌隊員として音楽の道を歩み始め、その後ロンドンのギルドホール音楽演劇学校、そしてパリにてクラリネットを学ぶ。初期のその歌唱経験のお陰もあってか、彼のクラリネットは歌うような音色を高く評価されている。

ドイツ・カンマーフィルハーモニーには2007年に入団。他にもルツェルン祝祭管弦楽団、BBC交響楽団、アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団などと定期的に共演。室内楽の演奏会にも意欲的で、ペッカ・クーシストやニコラス・アルトシュテット、ベルチャ弦楽四重奏団、ウィーン・ピアノ三重奏団などと頻繁に組む。

エリアス弦楽四重奏団とともに収録したモーツァルトのクラリネット五重奏曲は、「他の手本となるレコーディング」としてBBCミュージック・マガジンの誌上で称賛を浴びた。

音楽以外の楽しみは海水浴。特に大西洋がお気に入り。