イヒニオ・アルエ

ファゴット/首席

2000年より、カンマーフィルハーモニーのファゴットソリストとして活躍。故郷スペインで音楽教育を受けた後に渡独。ブレーメン芸術大学で前任者であるダビッド・トマースに学び、エッセン・フォルクヴァング芸術大学ではグスターボ・ヌニェスに師事。 また、スペイン国立ユース管弦楽団およびEUユース管弦楽団に所属していた経歴を持つ。

カタルーニャ州立バルセロナ交響楽団、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、アムステルダム・ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団ほかに客演。

室内楽奏者としては、木管アンサンブルMoonwinds、そして言うまでもなくカンマーフィルの管楽ゾリステンのメンバーとして活躍。ダニエル・ホープのアンサンブルに繰り返し参加しているほか、スペインのMiró Ensembleでも定期的に演奏している。

サン・セバスティアンの音楽学校Musikeneにて、ファゴット科教授として後進の指導にあたっている。ソリストとしての演奏は、パーヴォ・ヤルヴィの指揮のもと、カンマーフィルの同僚らと共演したリヒャルト・シュトラウスの二重小協奏曲(デュエット・コンチェルティーノ)のCDで披露している。

趣味として楽しむスポーツにも国際色がにじみ、テニスを自らプレイするだけでなく、バレンシアCFとヴェルダー・ブレーメン両サッカーチームのファンである。