ジョナサン・ストーン

ヴァイオリン/コンサートマスター

英国生まれのジョナサン・ストーンは、ソリスト、コンサートマスター、芸術監督、室内楽奏者としてこれまで多岐にわたるキャリアを積んできた。ロンドンの王立音楽院でハワード・デイヴィスに師事し、現在は同校ヴァイオリン科教授を務める。加えて、室内楽アンサンブルの指導や世界各地でのマスタークラスも行う。2023年よりドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任。

2005 年から何年にもわたり、近年世界有数のアンサンブルに成長したドーリック弦楽四重奏団のメンバーであった。ニューヨークのカーネギーホール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ウィーン楽友協会、ハンブルクのエルプフィルハーモニー、ロンドンのウィグモアホールなど、世界の一流ホールでの演奏経験を持つ。また、フェニックス・ピアノ・トリオの創設メンバーであり、ナッシュ・アンサンブルに定期的に客演、フランスのル・セルクル・ドゥラルモニー管弦楽団のコンサートマスターも務める。室内楽にも意欲的で、音楽フェスティバルへの出演も多い。オランダ室内管弦楽団、NDR北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、マンチェスター・コレクティヴ、ブリテン・シンフォニア、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団など、ヨーロッパ中の様々なアンサンブルのゲスト・コンサートマスターとしても重用されている。ソリストとしてのデビューアルバムは、ピアニストのショルト・カイノックと組み、モーツァルトとベートーヴェンのソナタを収めたもので、2024年にリリース予定。オフの時間は、3人の子どもたちに読み聞かせをしたり、愛犬との散歩を楽しむ。