クリストファー・ディッケン

トランペット/首席

2000年以来、カンマーフィルのソロトランペット奏者。イギリス、マンチェスターに生まれ、英国王立スコットランド音楽院で学ぶ。 数々の賞を受けた学生時代に古楽に関心を抱き、ピリオド楽器の演奏に魅せられる。 さらなる修業を積むべくベルリンに移り、その後ザールブリュッケンのザール音楽大学に籍を置いた。

毎年夏にはルツェルン祝祭管弦楽団の一員として、クラウディオ・アバドの指揮のもとで活躍。さまざまなアンサンブルへの客演も果たしており、シフ・アンドラーシュが指揮者を務めるカペラ・アンドレア・バルカ、コンチェルト・ケルン、アンサンブル・モデルン、フランス国立管弦楽団、トレヴァー・ピノック率いるヨーロピアン・ブランデンブルク・アンサンブルなどとの共演が代表的。また、国際的なブラスアンサンブル「WorldBrass」のメンバーにして芸術監督でもある。

2011年より先述のザール音楽大学にてナチュラルトランペットの客員講師を務めており、これまでにドイツ、イギリス、オーストラリア、ブラジル、アルゼンチンでマスタークラスも受け持っている。