ザスキア・ニール

ヴァイオリン

5歳でヴァイオリンを始め、9歳の頃からさまざまなオーケストラで経験を積む。

2016年からは、ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとして活動。フライブルク、ベルリンの各大学オーケストラ、そしてハノーファー音楽芸術大学でコンサートマスターを歴任し、現在は同大学でエリーザベト・クッフェラートのソリストクラスに在籍。さらに、ブランデンブルグ国立管弦楽団フランクフルトでソリストとして演奏したほか、カンマーアカデミー・ポツダムやハンブルク・カメラータなど、数多くのオーケストラで代役を務めている。

室内楽演奏にも意欲的で、2018年以来、NERIDAカルテットのメンバーとしてヨーロッパ各国で定期的に演奏活動を行い、ボリス・ペルガメンシコフ・コンクールやオルフェウス・スイス室内楽コンクールなど、複数の国際コンクールで入賞を果たす。ソリストとしても数々の賞を受賞。2022年のドイツ音楽コンクール「ヴァイオリン・ソロ」部門でファイナリストとなり、ドイツ・ムジークレーベン財団から奨学金と特別賞を授与された。また、ここ数年、フライブルクとベルリンで慈善団体「ライブ・ミュージック・ナウ」の活動にも積極的に携わっている。