マティアス・ベルティンガー

コントラバス/首席

エッセン・フォルクヴァング芸術大学とベルリン芸術大学でコントラバスを学び、ベルリンのヘルベルト・フォン・カラヤン財団による奨学金を獲得。

学生時代に、ドイツ・カンマーフィルの前身となったユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー室内楽団に入団。

楽団メンバーによるアンサンブルの数々で室内楽奏者としても活躍、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管楽ゾリステンの一員でもある。そのほか、ヨーロッパ室内管弦楽団およびバーゼル室内管弦楽団、スコットランド室内管弦楽団に客演奏者として度々迎えられている。

HIP(Historically Informed Performance、すなわち古楽器を用いて作曲当時の様式を極力再現する演奏手法)に傾倒し、折に触れフライブルク・バロック管弦楽団やベルリン古楽アカデミー、コンチェルト・ケルンとの共演でバロックコントラバスを演奏。

演奏者としての精力的な活動の傍ら、Resonanzioという企業を立ち上げ、コンサートホールや教会、その他コンサート会場のサウンドを向上させる音響要素の開発にも携わっている。

その成果の一例が、一見シンプルながら耳を澄ませば違いがわかる、アコースティック楽器用の画期的な共振プラットホーム。このサウンドプラットホーム(音響を高める演台)は、それぞれの楽器が持つ独特な音色を一層際立たせるため、奏者は自身が奏でる音をより繊細に認識し、観客もより精巧でクリアなサウンドを楽しめる。