エルケ・シュルツェ・ヘッケルマンホルン/首席
ドイツの全国青少年音楽コンクールJugend musiziertで入賞。ジュニア学生として、高校時代からミュンスター音楽大学のレッスンを受ける。 その後ケルンとオスロで大学に通い、ECユース管弦楽団に所属。高校の吹奏楽団では「草の根民主主義」的取り組みを経験するが、これは後に彼女がカンマーフィルハーモニーに最も強い愛着を抱くきっかけとなったかもしれない。
カッセル州立劇場管弦楽団、ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団、マール・フィルハーモニア・フンガリカでの活躍を経て、ついにカンマーフィルのソリストとなったのは1993年のこと。楽団の活動の傍ら、各所の古楽アンサンブルで古楽器のホルン演奏を楽しんでいる。
私生活では「存分に生きる」という、シンプルながら案外難しい目標を掲げている。特に自宅の庭で過ごす時間は至福の時。