ラファエル・ツィナー

チェロ

4歳で、地元の音楽学校で初めてチェロのレッスンを受ける。2018 年より、リューベック音楽大学でトレルス・スヴァーネに師事。ペーター・ブルンス、ダヴィド・ゲリンガス、ウォルフガング・エマヌエル・シュミット、グスタフ・リヴィニウスのマスタークラスにも参加し、重要な音楽的インプットを得る。全ドイツ青少年音楽コンクール「ユーゲント・ムジツィアート」で三度の1位に輝くほか、チェコのヘラン国際コンクール、オーストリアのリーツェン国際チェロコンクール、ハンガリーのダーヴィト・ポッパー国際チェロコンクールなど、数々の国際コンクールでも受賞を重ねている。2019/20シーズンは、リューベック・フィルハーモニー管弦楽団のアカデミーに在籍した。

ソロ演奏に加え、室内楽にも意欲的で、自身のピアノ・トリオでベルリン・フィルハーモニー、ボストン、ワシントンなどでコンサートを開催。また、弦楽カルテットを組み、リューベックのブラームス音楽祭や大西洋フェスティバルに出演している。ドイツ国家楽器基金第27回コンクールでの受賞により貸与されたニコロ・ビアンキ(ジェノヴァ1871年製)のチェロを使用している。その才能を見込まれ、2023年よりドイツ・カンマーフィルハーモニーのチェロ・トゥッティ奏者として仮採用中。