ヨルク・アスマン

第2ヴァイオリン首席

ミュンスターで学び始めた後、ウィーンに移りエルンスト・コヴァチッチに師事、ディプロムを取得。

1984年から1987年までウィーン室内管弦楽団および同管弦楽団ゾリステンの一員として活躍。イフラ・ニーマンやシャーンドル・ヴェーグのマスタークラスをはじめ、数多くの室内楽コースを受講。

1987年以来ドイツ・カンマーフィルハーモニーに在籍、第2ヴァイオリン首席奏者を務めている。なお、気分を変えてトゥッティ部分では時に第1ヴァイオリンに参加することもある。

プロのオーケストラ演奏家としての豊富な経験を共有・伝授するため、ムジークシューレ・ブレーメンの交響楽団カメラータ・インストゥルメンターレの指揮者を務めるほか、定期的に子どもや一般向けの室内音楽クラスで指導をしている。

プライベートではスポーツ好き、特に肉体的チャレンジを好む。熱心なランナーで、幾度もマラソンに参加、好タイムで完走している。また「Snaix」と呼ばれる、わざわざ不安定な造りになっている自転車を日頃から愛用。

身体的バランス能力やコーディネーションを鍛えることで、頭の柔軟性のトレーニングにもなっている。